1997-06-12 第140回国会 参議院 逓信委員会 第15号
その次が、あとがフィリピンやインドネシアやシンガポール等々が国際回線の海底ケーブル敷設の要望があった。そのときに、電電公社の当時の幹部がおれたちの国内回線を利用すればいいと。着想としてはおもしろいけれども、国際条約、ITU条約を、海底ケーブルの条約を御承知でないんですな。
その次が、あとがフィリピンやインドネシアやシンガポール等々が国際回線の海底ケーブル敷設の要望があった。そのときに、電電公社の当時の幹部がおれたちの国内回線を利用すればいいと。着想としてはおもしろいけれども、国際条約、ITU条約を、海底ケーブルの条約を御承知でないんですな。
そのとき思い出しますのが、上海と天草の苓北との海底ケーブル敷設でございまして、あのとき実は私もこれに関係したわけでございますが、官房文書課長で、文書課長のときはまだ日中友好のあれはできておりませんでした。田中先生は存じちゃおりましたけれども。それであのときに実は、外交がないので外務省は正直言うと反対したわけでございます。
そういたしますと、うまくこのNTTの海底ケーブル敷設にテレビの中継のための施設というものを乗っけることができますと、つまり合同で一緒になって建設するようなことができるといたしますと、ただいま申し上げました海底ケーブル用の費用というのは半分以下になるのではないかというふうなことも考えられるわけでございまして、その点、今後いろいろ関係の方面と詰めていく必要があろうというふうに存じている次第でございます。
日中間海底ケーブル敷設に伴う海底調査は、全体を三区間に分けて行いまして、そのうち中間部分、すなわち一番沖合いの部分については非常に大きな船が必要でございますので、私の方の持っております水路部の測量船「昭洋」によりまして昭和四十八年十月二十一日から同年十一月四日までの間、水路測量等の調査を行いました。
そこで、いま、大事な完成の時期がいつごろになるのかという点が触れられておりませんでしたが、それがいつかということと、もう一つは、陸揚げ地の調査、海洋の調査等をKDDがいま率先してやっておられるようでございますが、これはKDD丸というりっぱな海底ケーブル敷設の船もあるわけでございますから、この際こちらの業務に支障のない限りこの建設に対しては協力をするような体制をとっていただきたい。
ですから、ここいらの点をよく研究して、これは後日私はよくお聞きしたい問題でありますけれども、特にこの日韓海底ケーブル敷設の問題は、先ほどからちょっとお話もあったようですけれども、現在の浜田の散乱波、OH通信関係を拡充強化すれば足りるんじゃないかと思うのですけれども、あれで足らなくて、また韓国との間にこういうケーブルを設けるというようなことになってくると、朝鮮民主主義人民共和国との間の格差がますます激
幸いにも、昨年九月、田中首相の中国訪問によって、日中国交正常化がなしとげられ、さらに本年五月には、私が通信行政を主管する郵政大臣として、日中海底ケーブル敷設に関する合意文書に署名することができましたことは、私の生涯の記憶として残るものと存じます。
○土橋委員 板野さんがおっしゃるのですから大体間違いないと思いますけれども、何しろやはりたくさんの金が張る問題だし、海底ケーブル敷設でありますから相当慎重にやっていかなければならぬと思っております。
○土橋委員 この事業をやるためには海底ケーブル敷設船が必要でございますが、最近はKDD丸という非常にりっぱな敷設船を持っておられるようですが、かつての津軽丸とかあるいは千代田丸なんか、いま電電公社のほうで使用しておりますか。その辺ちょっとわかりにくいのですが……。
この中国訪問によりまして、新しくまた日本と中国の政府間において、日中海底ケーブル敷設に関する取りきめ、一つの両当事者の署名によるところの共同声明に準ずる成果をあげられたわけであります。
第一の御質問でございますが、このような際に中国を訪問をせられることはいかがなものかという御趣旨の御質問があったように私は拝察をいたしますが、まだこれは国会で正式な御承認を受けておりませんので、国会でお認めいただけるということであるならば、先般合意に達しました日中海底ケーブル敷設に関する諸案件の最終的な結末をつけるために、鍾夫翔電信総局長から正式に招請状が私のところへ一昨日参りました、そこで、それにこたえまして
当初、やはり日中間の通信網の改善をはかりたいということが私たちの長い間の懸案事項でございましたし、念願でもありましたので、そのためにこの海底ケーブル敷設を急ぎたいということで、先般技術者が訪日せられ、今般御存じの鍾夫翔電信総局長を私がお招きをしまして、訪日をせられ、明日お帰りになることになるわけでございますが、このような協議をいたしております際に、これは日中両国関係者からともに出た意見でございますが
でありますから、一刻も早くこの陸揚げ地点を決定するための基礎的な調査をする必要があるわけでございまして、この基礎的な調査は従来も行なわれておりましたが、この海底ケーブル敷設についての両国間の所管省庁との間の合意がなされたのでございますから、今後は本格的にこの調査が進むものと私は思います。
そして最終的に日中海底ケーブル敷設につきまして合意に達したわけでございます。しかし、この際会談をいたしました内容は、海底ケーブル敷設だけにとどまらなかったのでございます。 まず最初にその要点を申し上げますが、日中電気通信関係の改善強化、この問題について忌憚のない意見の交換を行ないました。第二点といたしまして、日中の海底ケーブルの敷設についての基本的な事項について協議をいたしました。
アメリカの大きな国際海底ケーブル敷設専用船であるロングラインズ号でさえ横づけにできる。まして「つがる」のような小さな船は十分に横づけできる。それだけの岸壁でありながら、わざわざそこには直接に持ってこないで、はしけに積んで、横須賀の長浦港まで運んで行って、その長浦港から「つがる」に運ぶ、こういう忍者まがいの行動をやっている。
まあ、先ほどの問題については、郵政大臣にもお尋ねをしなければならぬ問題が、先ほど申し上げたように、将来の、特に東南アジアの海底ケーブル敷設の展望等考えた場合にあるのですが、きょうは残念ながら、大臣が衆議院のほうで手が放せないそうですから、またいずれ、機会を改めてお尋ねしたいと思いますが、そういう意味合いで、宇宙通信の問題にしろ、あるいはまた、片一方、有線通信の問題にしろ、目ざましい伸展状況を示しておる
○久保等君 それでは、具体的な問題について逐次お尋ねをしたいと思うのですが、ただいまもお話のあった太平洋模断海底ケーブルの問題についてですが、一昨日も、アメリカのロングラインズ号海底ケーブル敷設船の船内等を拝見させてもらったのですが、この太平洋海底ケーブルの敷設の工事の進捗状況、私の見るところ、一応当初の予定どおりに順調に進捗を見ておるように承るのですが、いよいよ最後の集成を目前に控えておる状況にあると
○久保等君 それでは、次にお尋ねしたいと思うのですが、さらに東南アジアの海底ケーブル敷設について、いろいろ関係国間でお話し合いをされてまいっておるようですが、つい最近も三月の下旬に、何かそういう国際会議をお持ちになったようですが、郵政省からもらった資料によりますと、一応予備会談的なものはもうこれで打ち切る。